昔のまんが★

 最近、街を歩いているといたるところにタンポポ咲いてます。ちょっとした空き地なんかはまるでタンポポ畑◎◎心が和むね。

 ところで今日は面白いものを見つけました。押入れ空けて、ふとひとつの段ボール箱を見つけたんだけど、入っていたものはなんと小学生の頃描いてたマンガ!恥。びっくりするほどド下手な作品です。1ページめくるごとに「次はどんなこっぱずかしいことが待ち受けてるのだろう...」とある意味ハラハラ漫画。あの頃は一心不乱に絵ばっか描いていました。授業中も放課後も夕ご飯の後も夜中もずーっと絵描いていました。友達と遊ぶか好きな人のこと考えているか,絵を描いているか。小学生から中学生の半ばまでのわたしの頭はこの3つしかなかったです。

 将来は絶対売れっ子の漫画家になっていると思っていました(というか漫画家以外の職業は知らなかったのではないかと疑ってしまうくらい漫画しかあたまになかった...)。そんなわたしは身の程知らずの飛び込み型人間。今回見つけた漫画はなんと某出版社に直に持込みをしたという大変思入れ深き作品なのです!たかが10年ちょっとしか生きていない小童が、漫画を描き終えてすぐに某出版社に電話して、面会の予約入れて、目の前で読んでもらって目の前で批評してもらおうなんて、今になってよく考えるとホントにすごい恥ずかしいことしちゃったと思います。持込みをしたのはこの漫画だけだけど、こんな作品を、よくもぬけぬけと、それも自信満々に「読んでください」と見せれたものだなとある意味感心してしまいました。考えただけで赤面。作品を見てくれた出版社の方には、ほんとに見事なくらいばっさりと切られてきました。

 これを機にますますわたしの漫画パワーは炸裂し、その後もしばらく漫画を描き続けたけど、いつの間にか描かなくなっていたなぁ。子どもの頃熱中していたものって、いつの間にかやらなくなっていたってことはヒジョーに多い気がする。あきらめてやめたわけじゃなくて、いつからやめたのか気づかないくらいなんです。今考えて、そのことが良いことか悪いことかわからないし、別にそれは問題じゃないと思うし。とまぁ、要はスーパーサイヤ人のようにありあまっている気を放出させながら熱中していた、今の自分には到底真似し難い、ほてっていた子どもの頃の自分を思い出して、懐古的気分に浸っています、という日記でした。

 それではっ♪